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まんりょう八月号 表 中の段 下の段

  [ 男らしさ、女らしさ、夫婦円満の鍵 ]
れいろう誌に「女らしさ」「男らしさ」が二ヶ月に渡って取り上げられましたが、とても喜ばしいことです。最近は「らしさ」というと差別用語のように思われる方もいるようですが、「らしさ」とは個性尊重です。男らしさ、女らしさは違いを認め理解して、相互尊重の関係で、仲良く生きることに通じます。
 男女の本質的違いは、生物的、肉体的だけでなく思考的、感情的な面でも相当にあり、それは習慣や
教育という後天的なことで身についたものではないことを感じることが多いのですが、脳の構造から
そのことを実証する発表が次々行われています。
先月の「まんりょう」で紹介しました『頭のいい夫婦気配りのすすめ』の中で著者松本光平氏は「夫婦が仲良く幸せをつかむ秘訣」の条件の中に「男らしさ、女らしさを磨く」を上げています。夫婦仲良くするには、人間としての「思いやり」や「やさしさ」はいうまでもありませんが、そのためには「男性と女性のもつ違いの理解が必要。男と女の違いがわかれば夫婦円満になる」と言われています。
松本氏はいいます。「フェミニズムの嵐が吹き荒れ、男女平等を通り越して、女性上位時代に突入すると、女性の言動が自由奔放で荒々しくなり、反面男性がおとなしくなるという傾向があらわれてきた。・・男の力の暴力は許されない悪であるという考えは社会に浸透してきたのですが、女性の暴力・言葉の暴力については、伝統的倫理観の喪失とともに野放しになってしまい、女性の態度や言葉の粗暴化は眼を覆うばかりです」と語っています。
 男らしさ、女らしさが喪失されればされるほど夫婦はうまくいかなくなり、離婚が増えるというのは現実をみればあきらかです。
マザーテレサも言われています。「私は男らしさや女らしさを否定する考えには賛成できません。なぜならそれは神様からの賜物だと思うからです」と語られています。
 「夫婦の絆が家の繁栄の基」といわれるのは『家系の科学』(創芸社)の著者与那嶺正勝氏。今まで二万件以上の家系を調べて、滅亡と繁栄の家系の法則を導き引き出した方です。「男女は分業ではなく協業してきた。家系が発展する要因は仲のよい夫婦の絆があります。今まで代々の父母たちが戦乱や飢饉やさまざまな危機を乗り越えて今日に到ったという背景にはどれ程の愛情と犠牲が隠されていた
ことでしょう。
性別が異なり、変わることの出来ない価値があるからこそ、お互いを必要として尊敬の念さ
え生まれたのです」といわれています。
「妻が義父母や夫から虐げられて辛い日々を過ごした家庭は断絶や問題が多い」ということですが、死んでも癒されない女の悔しさがもたらす怨念が原因しているとか。
やはり、男と女の違いを知ることで相互理解ができ、夫婦円満をもたらすでしょう。
《 以下松本氏の本を参考に取り上げます 》
❀男らしさは女を幸せにするすべての要素
❀女らしさとは男を幸せにするすべての要素
男らしさとは・・・情熱、強さ、大きな心、
 女らしさとは・・美しさ、素直さ、優しさ、細やかさ 
◆男女の違い・夫婦それぞれの心の声
  夫「何でお母さんの電話は長いの?」
  妻「何言っても耳に入らない、
あなたって私よりテレビの方が大切なの?」
男は視覚・女は聴覚と触覚に敏感
一 妻が夫に期待すること
 ①愛情表現を豊かにして ②もっと話を聴いて欲しい③誠実さ ④経済的安定を維持して欲しい
⑤子どもとの交流をもって欲しい
二 夫が妻に期待すること
 ①性的欲求を満足させて ②遊び仲間でいて欲しい③いつまでも魅力的な女性 ④家事上手・内助の功⑤褒め上手・・男性は特に女性より強い欲求がある
三 女は男の三倍話して安らかに眠れる
 ①男は用件がある時だけ話す
 ②夫は妻の話を聴いてあげよう
 ③妻は夫の沈黙を尊重してあげよう
四 男性脳と女性脳の差異がすれ違いを生み出す
 ①男は一度にひとつずつしかできない
 ②女は話しながら聞くこともテレビを見ることもできる 
 ③夫は妻の話を聴くときは新聞を閉じ、テレビを消そう
 ④男には今いいと聞いて話さないと無効になる
♡男には賞賛を 妻には愛情を♡

by nizicanvas3 | 2009-08-04 23:36 | まんりょう
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モラロジー道徳の普及を目的にしたブログ


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