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表 中の談

〔 総会に参加して  〕
            木尾 恵美子
今年初めて女性クラブ総会に参加させていただきました。参加にあたり私は三つの気持ちがワクワクしておりました。
まず、①各自一品の持ち寄りの料理が集まると言うこと。(なんとアットホームな雰囲気でしょう)。②各種行事のたびに影になり日向になり、行事の運営を支えておられる女性クラブの多くの皆様にお目にかかれるということ。そして何より今回は③愛子先生のお話をいただけるということ。(どのようなお
話をいただきどのような暖かいメッセージがいただけるか)楽しみに参加させていただきました。
総会に体験発表があることは常々うかがってはおりましたが、お聞きするのは今回初めてでした。「総会」と言うと今まで出席させていただきました多少お堅いイメージを描いて会場入りさせていただきましたが、入口から何ともいえない柔らかな空気が漂い、お一人お一人のお顔が優しく、「いらっしゃい」「よく起こしになりましたね」「お元気でしたか」と続く言葉に迎えられ、何とも言葉の温泉に入りに来た気分。
(やはり日頃から品性向上の勉強をされている方々は違う!)注目の体験談では、本当にそれぞれのぶつかった苦悩体験を通じ、どのように切り替えを行ったかをお話いただきました。
ジーンと胸に残るお話をお聞きしながら、それぞれの方のたどられた道をまるでスクリーンにうつされている思いでお聞きしました。自分のはがゆさ、悶々とする日々、あえぐ無力の自分。赤裸々に語られる姿は本当に堂々とそしてその中から、再び立ち上がるときに助けてくれたモラルの仲間のこと、日頃の博士の教えがどれほど正しい指針であり、力になったか、たくさんの気づき・・・等。
続く愛子先生のお話は、本当に今までお聞きできなかった先生ご自身の体験談の中に、モラロジーへの出会いから、気づきをお話頂き、より一層先生に勇気を頂いたようで、また多くの方々が愛子先生を尊敬してやまない部分はこの謙虚さと背中にあることをはっきりと感じさせていただきました。先生のお話は「何事も恐れず、起きたことを肯定的にとらえられる心を常日頃から磨きなさい」と後に続く
私たちへの「祈り」のような暖かなメッセージのように思えました。ほっこり、じんわり心をほぐされたところで、腕自慢の料理に舌筒み。手作りの暖かさ、喜びの神様をお迎えできたまさに「和」なごみ「食」ごちそうでした。年に一度の行事ですが、私にとっては本当に心に残る一日になりました。感謝。

by nizicanvas3 | 2010-03-29 23:23 | まんりょう
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モラロジー道徳の普及を目的にしたブログ


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