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    〘 残業のわな 〙
 残業についての興味深い記事が『月刊朝礼八月号』に掲載されていたので紹介します。
若者は何故三年でやめるかの著者、城繁幸さんは残業について「達成感」「免罪符」「主導権」「残業代」等の四つの危険性を指摘しています。まず残業をすると、何も成果が上がっていなくても
とりあえず一定の達成感を無条件で与えてくれる。
日中はだらだら仕事をしていても二十一時過ぎに帰ると頑張った気持ちになります。そして残業は仕事以外のするべきことをせずに済む免罪符になります。「仕事が忙しい」と言って家族サービスなどをしない言い訳になります。また時と場合によりますが、自分の都合で行える残業があります。普段は頑張っていることをアピールするために、夜遅くまで席にいるのに、管理職が不在のときだけ定時に帰る人は、主導権を持って残業をしているといえます。
そして残業の最も危険なことは何の成果が出ていなくても、常に残業代が支払われることです。その資源はどこでしょうか。時には遅くまで頑張らないといけないこともありますが、まずはこの四つの危険性を自覚し、残業のわなに陥らないように・・と。

by nizicanvas3 | 2014-08-27 22:20 | まんりょう
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モラロジー道徳の普及を目的にしたブログ


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